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新燃岳周辺の地盤、再び膨張…マグマ供給続く?

鹿児島・宮崎県境の新燃岳の噴火によって収縮した山が、
再び膨張傾向にあることが8日、国土地理院の全地球測位システム(GPS)による観測でわかった
「マグマだまりへのマグマ供給が続いているとみられる」と分析している
 
国土地理院によると、マグマだまりがあると想定される新燃岳北西側の山体は
一昨年12月から今年1月26日のマグマ噴火までに約4センチ膨張したが、噴火後約3センチ収縮した
その後、活動は停滞していると見られたが、約1か月経過した時点で観測すると0・4センチ膨張していた
そのスピードは、一昨年12月以降とほぼ同じ

2011年03月08日 19時47分 提供元:読売新聞
タグ:地理 火山 科学
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アホウドリ、3年ぶり聟島に…生まれ故郷と認識

火山の噴火による絶滅のおそれがあるため
伊豆諸島・鳥島から小笠原諸島・聟島(むこじま)へ移動させて人工飼育し巣立った
国の特別天然記念物アホウドリ1羽が、3年ぶりに聟島に戻ってきた
環境省と山階鳥類研究所が10日、発表した
 
聟島を新しい繁殖地にするため、ヘリコプターでヒナを移動させる前例のない引っ越し作戦は
成長したヒナが、聟島を生まれ故郷と認識して「里帰り」する第1段階を越えた
 
同研究所などによると、確認されたのは、2008年5月に聟島から巣立ったヒナ10羽のうちの1羽(オス、3歳)
10日午前7時半頃、聟島にいた研究員が、識別用の足輪がついたアホウドリを見つけた
 
追跡用装置をつけた5羽のうち4羽が08年夏までに北太平洋のベーリング海に到達していることが確認されており
今回のオスも同様のルートを経由して戻ってきた可能性がある

2011年02月10日 20時23分 提供元:読売新聞

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アフリカゾウ、実は2種類…国際チームが解析

アフリカゾウは単一の種ではなく二つの種に分類すべきであることを
米ハーバード大などの国際チームが、ゲノム(全遺伝情報)解析で明らかにした
アフリカゾウの仲間とされるサバンナゾウとマルミミゾウは「異なる種ではないか」と学者の間で論争になっていた
調査の結果、同一種とはいえないほどゲノムの違いが大きかった。米科学誌に発表した

サバンナゾウは、オスの肩の高さが3〜4メートルあり
2・1〜2・7メートルのマルミミゾウとは体の大きさが違うため、異種とする見方があった
一方で、細胞内にある別の器官のゲノム解析では、両者の違いが少ないことから、同一種とする意見もあった
 
研究チームが双方のゲノムを比較したところ、710万〜190万年前に異なる種に分岐していたことが判明した
遺伝的にみると、ふさふさした体毛や大きな丸まった牙を持つマンモスと
そうした特徴のないアジアゾウほどの違いがあると考えられるという

2010年12月27日 10時51分 提供元:読売新聞

タグ:ゾウ 遺伝 科学
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虫歯と歯周病菌99・99%死滅…東北大新手法

虫歯や歯周病などの原因菌をほぼ死滅させられる新たな殺菌法を
東北大大学院歯学研究科の菅野太郎助教らのチームが開発した
治療機器の開発も進められ、画期的な治療法が数年以内に実用化できるとの期待が高まっている
論文は米国の代表的な薬学雑誌12月号に掲載された
 
菅野助教らは、虫歯菌や歯周病菌など4種類の口腔(こうくう)内細菌と過酸化水素の水溶液に
目に見える波長のレーザー光を照射
強い殺菌作用のある物質「活性酸素」の一種を発生させ
3分以内に99・99%以上の菌を死滅させたという
人体への影響はないとみられ、治療が難しい歯周病の奥深い病巣を殺菌することなどへの応用が期待される
 
研究チームは、精密機械製造「リコー光学」(岩手県)などと
過酸化水素水とレーザー光を同時に出す歯周病用の治療機器の開発を進めている
今年度中には動物実験を終え、2011年度以降に臨床研究に入る予定だ

2010年12月09日 10時11分 提供元:読売新聞

タグ:医学 虫歯
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中越地震の余震6年1000回、やっと鎮静化

2004年10月23日に発生し、最大震度7を記録した新潟県中越地震について
余震とみられる有感地震(震度1以上)が今年6月以降は観測されなくなり
ようやく沈静化していることがわかった
気象庁気象研究所(茨城県つくば市)が分析した
 
中越地震は余震が多いのが特徴で、本震から2日間の有感地震は約400回と、戦後の内陸地震では最多
震度6弱以上の余震も、発生4日後の10月27日までに計4回起きている
 
同研究所は、新潟県の旧川口町(現長岡市)を中心とした震源断層をカバーする周辺領域内で
発生分布の共通性から余震と判断される地震を精査
その結果、有感地震は、本震後1年間で、阪神大震災の約2・7倍にあたる969回を数え
発生2〜5年目までは27、20、12、15回起きていることが確認された
6年目の09年10月23日以降は、震度2が2回で、発生から計1045回に上る

2010年11月21日 08時56分 提供元:読売新聞

タグ:新潟 地震 気象
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世界の研究機関、一斉に「宇宙の生命」探しへ

地球以外の星の知的生命体からの信号を求め、世界11か国の天文台や大学など17機関が
11月5日から、一斉に電波望遠鏡や高感度アンテナなどを宇宙の一か所に向ける
「地球外知的生命体探査(SETI)」を始める
 
史上初の世界合同観測で、地球外生命を見つける可能性を高める
SETIは1960年に米国で始まった
星などからの電波や光とは違うパターンの信号を長時間受信できれば
知的生命体からの信号である可能性が出てくる
77年に、米観測機関が、可能性がある電波を長時間観測したが、同じ電波は二度と観測されなかった
 
今回、兵庫県立西はりま天文台(佐用町)の鳴沢真也・主任研究員の呼びかけで
国内最大級の直径32メートルのパラボラアンテナを持つ山口大のほか
米国や韓国、インド、イタリアなどの研究者らが参加

2010年10月29日 13時49分 提供元:読売新聞

タグ:科学 宇宙
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1300年前の「かつお節」、お味は?

現在のかつお節の原形とされ、大昔に税として納められた「煮堅魚(にかつお)」が
焼津鰹(かつお)節水産加工業協同組合などがつくる会によって再現され
10日、古代の役所跡で国指定史跡の志太郡衙(ぐんが)跡(静岡県藤枝市南駿河台)で貢納の様子が披露された
 
会では、奈良県で開かれている平城遷都1300年祭の会場に煮堅魚を届け
焼津名物のかつお節をアピールする予定だ
 
煮堅魚を再現したのは、同組合や県水産技術研究所、焼津商工会議所などでつくる「古代鰹節を再現する会」
会によると、煮堅魚はかつおを煮て干した保存食で、駿河国の特産品だったという
藤枝市郷土博物館の八木勝行館長によると、奈良時代の平城京跡からは
駿河国の特産である、かつおの加工品が貢納されていたことを示す木簡が出土しているという

2010年10月12日 18時11分 提供元:読売新聞

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遺伝子組み換えのサケ、成長速度は2倍

遺伝子組み換え技術により通常の2倍の速さで育つサケが、米国で食卓に上る可能性が出てきた
米アクアバウンティ・テクノロジーズ(マサチューセッツ州)が
成長が速いキングサーモンの遺伝子などを大西洋サケに組み込んだ改良サケを開発し
米食品医薬品局(FDA)が認可の検討を始めた
 
陸地のいけすで飼育する。しかも雌は不妊になるため、自然の生態系を狂わす危険はないという
同社は「天然資源の乱獲を防ぎ、安定した食料供給を可能にする」と利点を強調する
 
しかし、消費者団体や環境保護団体は
遺伝子組み換えによる未知の危険や、自然界への悪影響を懸念して反対
認可する場合でも、遺伝子組み換えサケであることを商品ラベルに明記するよう求めている

2010年09月25日 13時20分 提供元:読売新聞
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カキいかだヒント、海洋発電の新システム

海に浮かべたいかだからワイヤのように発電装置を海中に垂らし
波や海流を利用して発電する、海洋エネルギー発電の新システムを
広島大大学院の陸田秀実准教授(39)らのグループが考案した
 
竹製のいかだにワイヤを垂らすカキいかだから、ヒントを得たといい
2011年に広島湾で実証実験を実施、5年後の実用化を目指す
 
力が加わると電圧が発生する性質を持つ、圧電素子を利用した
陸田准教授らは昨年3月、フッ素化合物で作られた圧電素子を0・11ミリまで薄くした「圧電フィルム」を
柔軟なシリコンとともに層状に重ねて、発電の効率を従来の数倍から100倍近くまで向上させることに成功
これを束ねて短冊状の発電装置(縦30センチ、横5センチ、厚さ5ミリ)を作り
ワイヤのようにつないで、いかだから海中に垂らす

2010年08月26日 18時08分 提供元:読売新聞
タグ:発電 科学 海洋
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熱中症の死者、なぜか埼玉県突出?

この夏の猛暑で、熱中症による死者が相次いでいる
中でも多いのが埼玉県だ。11日現在で47人。疑い例を含めると70人に迫る勢いだ
総務省消防庁が集計する全国の死者数(7月〜8月8日)は112人で、その突出ぶりが目立つ
埼玉だけがどうして?
 
地球温暖化などを調査する「気候問題研究所」(茨城県守谷市)の清水輝和子副所長は
山に囲まれた地形や都市化の進行、東京都心のヒートアイランド現象の影響を指摘
「熱の行き場がなくなっているのでは」と推測している
 
確かに埼玉には、3年前に国内観測史上の最高気温40・9度を記録して一躍有名になった熊谷市もある
しかし、気象庁の担当者に聞いても、「埼玉が例年と比べて特別暑いというわけではありません」との答え
今季(12日現在)の国内最高気温39・4度は岐阜県多治見市で観測された
気象データからは、多数の死者を出すような特異な数字は見当たらない

2010年08月13日 07時24分 提供元:読売新聞
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