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どこからでも吹き付けろ!富士山頂に新型雨量計

強風で雨が真横や下からも吹き付けるため
これまで正確に雨量を測ることができなかった富士山頂(3776メートル)で
新型雨量計の測定実験が始まった
 
通常の雨量計では、受水器は上向きに開いており、それ以外の方向から来る雨は測定できなかった
18日に富士山頂の観測所に設置された雨量計は直径20センチの球形でアルミ製
表面が12区画に仕切られ、真下方向を除く広い範囲をカバーできる
雨が吹き付ける方向ごとの雨量もかる
 
気象関連会社「MTS雪氷研究所」(東京都千代田区)がJR東日本と共同で開発した
約40日間の測定を行う
山の斜面のうち、どの部分に降雨が集中して土砂崩れが起きやすいかを推定するなど
防災面での活用を目指している

2010年07月20日 11時24分 提供元:読売新聞


タグ:富士山 天気
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「はやぶさ」0・01ミリの粒子2個確認

小惑星「イトカワ」から帰還した探査機「はやぶさ」の密閉容器内で見つかった微粒子の光学顕微鏡写真を
宇宙航空研究開発機構が5日公開した
 
これまでのところ、約0・01ミリ・メートルの粒子が2個確認されているという
ほかに粒子はないか、さらに確認作業を進めている
 
地上で容器を組み立てた際などに混入した微粒子も、100個以上あると推測されている
したがって、この2個がイトカワで採取されたものかどうかは、現時点では不明
今後、電子顕微鏡や赤外線などを使って詳しく調べ
あきらかに地球上の微粒子と考えられるものを取り除いたうえで
9月末頃からさらに詳しい分析を行う
結果が出るのは年末頃になる見込みだ
 
また、この容器の外側でも、裸眼で確認できる最大1ミリ・メートルほどの粒子が10個以上見つかった
こちらは、形や色などから、地球上の物質である可能性が高いという
 
イトカワの試料が見つかれば、太陽系の進化に関する貴重な情報が得られると期待されている

2010年07月05日 19時57分 提供元:読売新聞
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宇宙ヨット「イカロス」の帆が展開

宇宙航空研究開発機構は11日
太陽光を帆に受けて航行する世界初の宇宙ヨット「イカロス」が帆の展開に成功したと発表した
 
打ち上げ時は直径1・6メートル、高さ80センチの缶詰のような形だったが
一辺約14メートルの風呂敷を広げたような格好になった
 
イカロスは先月21日に金星探査機「あかつき」と共に打ち上げられた
10日の時点で地球から約770万キロ・メートル離れた宇宙を飛んでいる

2010年06月11日 15時28分 提供元:読売新聞
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巨大アナゴ釣れた!すし500貫分…味は?

全長150センチの巨大アナゴが17日、三重県紀宝町の鵜殿港に水揚げされた
漁業関係者も「こんな大きなアナゴは見たことがない」と口をそろえていた
 
アナゴは同町沖約5キロの熊野灘で、同町成川の漁師玉置悦朗さん(62)が一本釣りでつり上げた
重さは8・7キロ、胴回り約50センチ
同県水産研究所によると、ヒレなどの特徴から、クロアナゴとみられる
すしなどに使われるマアナゴの平均サイズと比べ200倍にもなる
 
競り落とした水産卸会社の水谷修専務は
「大きくなると骨が硬くてあまりおいしくはないが、すしにすれば500貫にはなるだろう」と話していた

2010年05月17日 19時54分 提供元:読売新聞
タグ:三重 アナゴ
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カエルがひょっこり…阿寒湖でマリモ引き揚げ

氷に閉ざされていた北海道・阿寒湖で
“冬眠”していた国の特別天然記念物マリモの引き揚げが26日行われた
 
チュウルイ島の展示観察センターで展示されているマリモは
同センターが閉館する冬の間、凍結する水槽を離れ
かごに入れられ、凍らない湖底に沈められている
 
この日、水深3〜4メートルから引き揚げられたマリモは約160個
中には、表面からカエルがひょっこり顔をのぞかせているマリモもあった

2010年04月27日 15時29分 提供元:読売新聞
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化石のクジラは新属・新種…群馬・高崎で発見

群馬県立自然史博物館(富岡市)は16日
高崎市吉井町の約1100万年前の地層から見つかったクジラの化石が
新属・新種のヒゲクジラと判明したと発表した
 
「上毛」にちなんで「ジョウモウクジラ」と命名
研究結果は、米専門学術誌「古脊椎(せきつい)動物学雑誌」に掲載された
化石は17日から5月9日まで、同館で一般公開される
 
群馬古生物研究会員でみどり市職員の清水勝さん(41)(桐生市境野町)が2002年5月頃
高崎市の鏑(かぶら)川の安中層群原市層から見つけた
堆積(たいせき)した当時は水深約180〜1800メートルの海だったという
 
化石は、75・5センチの頭蓋(ずがい)と、下あごの骨や背骨などで、体長推定約4メートル
絶滅したヒゲクジラ類のグループ「ケトテリウム科」に分類される
進化の過程で、現在のナガスクジラ科などにつながる系統から枝分かれした
今回の化石は頭頂骨が広く露出し、鼻骨の位置がやや前にとどまっているなどの特徴があり
同館は「クジラの進化を解明する上で重要な手がかりになる」としている
 
鏑川周辺では当時、ほかにも多くの化石が見つかっていた
清水さんは土日まで待てずに出勤前の早朝、河原にやって来て
砂や泥が付いて団子状になり、半分が水につかっている状態の化石を見つけた
「これまでいろいろな化石を見つけてきたが、こんなに大きなクジラの骨は初めて
バールを使って掘り出すときは、頭や下あごと分かるにつれ非常に興奮した」と話した

国内でクジラ類の新属は、02年の三重県、08年の広島県での発見以来3例目

2010年04月18日 07時54分 提供元:読売新聞


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ノーベル化学賞の下村さん、水族館の名誉館長に

長崎県佐世保市は3日、西海国立公園九十九島水族館「海きらら」の名誉館長に
ノーベル化学賞受賞者で米ボストン大名誉教授の下村脩さん(81)を委嘱した

クラゲの展示や研究内容の助言などを担う下村さんは
「佐世保のお役に立てればうれしい。そのうち、(海きららに)お伺いしたい」と笑顔で語った
 
下村さんにとって、同市は、少年時代の一時期を過ごした思い出の地
海きららには、同賞受賞で脚光を浴びたオワンクラゲなどの展示施設や自身の研究や功績を紹介するコーナーもある
このため、朝長則男市長が昨年10月、同市を訪れた下村さんに名誉館長就任を要請し、快諾を得ていた
 
委嘱状交付式は、下村さんの県内訪問の日程に合わせ、大村市の長崎空港で行われた
川田洋副市長がクラゲをデザインした三川内焼の陶器製の委嘱状(縦約30センチ、横約20センチ)を手渡すと
下村さんは「紙だと思っていたので、意外でした」と言って感激していた

2010年04月04日 10時34分 提供元:読売新聞
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政宗の石垣工事指示書?も 史料2千点調査

仙台藩の重臣・遠藤家に伝わる古文書の調査が20、21の両日
宮城県白石市中央公民館で行われ、調査した約2000点の中に
鎌倉時代末期の荘園に関する裁判の記録や
室町時代の足利将軍が土地の権利を保証する内容を記したものなど
江戸時代以前の史料約60点が確認できた
 
現在の同県栗原市に領地を与えられていた遠藤家などに伝わる史料を
市やNPO法人宮城歴史資料保全ネットワークなどが調査した
史料は京都で集めたものも含まれ、白石市に住む子孫が計約6000点を市に寄託
昨年9月にも、江戸時代などの約4000点を調査していた
 
今回の調査では、伊達政宗が江戸城の石垣工事を遠藤家に指示をしたと見られる手紙も見つかった
 
東北大の柳原敏昭准教授は 
「戦国時代以前の史料がきれいな状態で見つかっており、非常に興味深い」と話している

2010年03月22日 14時45分 提供元:読売新聞


タグ:政宗 仙台 歴史
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「しらせ」覆う緑のオーロラ、南十字星も輝く

緑色の大きなカーテンが天から舞い降りてきた――。
 
昭和基地を離れ、日本に向けて南極海を航行中の南極観測船しらせから8日、オーロラの大乱舞が確認された
 
午後8時すぎ、しらせ船首左側の夜空がうっすらと緑色に染まった
緑の光は見る見るうちに夜空いっぱいに
柔らかなカーテンのような光の帯は、ゆっくりと揺らめきながら次から次へと形を変え、しらせ船上に降り注いだ
頭上には南十字星も輝いた

2010年03月09日 22時09分 提供元:読売新聞
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第一三共の新薬、タミフル耐性ウイルスにも有効

第一三共が国内での製造販売を厚生労働省に申請中のインフルエンザ治療薬「CS―8958」は
従来の治療薬タミフルが効きにくいタイプの強毒性の鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)にも効果があることを
東京大学の河岡義裕教授と木曽真紀研究員らが動物実験で確かめた
 
米医学誌「プロス・パソジェンズ」に26日、発表した
 
研究チームは、マウスにH5N1型ウイルスを感染させ
その2時間後に、人への標準的な投与量に相当する新薬をマウスに与えた
すると、6〜8割が3週間たっても生き残った
また、感染7日前に投与した場合もほぼ同じ結果で、予防効果も確かめられた
薬を投与しなかったマウスは2週間以内にすべて死んだ
 
新薬はタミフルと同じように、ウイルスの表面に結合して増殖を妨げる
タミフルは1日2回、5日間続けて飲む必要があるが、新薬は、1回口から吸入するだけでよい
同社は1月末に治療薬としての承認を申請しており、2010年度中に販売が開始できる見通し

2010年02月27日 12時26分 提供元:読売新聞



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