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不思議な「ぶたのしっぽ」、天の川銀河に

慶応大や国立天文台などの研究グループは、太陽系から約3万光年離れた天の川銀河の中心部で、不思議ならせんを描くガスの雲を見つけた。
 
この雲の形状から、「ぶたのしっぽ」分子雲と名付け、4日発表した。
 
観測は、国立天文台野辺山宇宙電波観測所(長野県)の電波望遠鏡を使った。
分子雲全体の長さは60〜70光年で、豚のしっぽのようにらせん状に巻いた部分の直径は50光年ほど。
ほとんどは水素ガスでできており、その量は太陽数十万個分という。
 
天の川銀河の中心部で周回している二つの巨大な分子雲の塊が衝突し、
こすれあってできた可能性が高いとしている。180万年かけてらせん状のねじれが生じたらしい。

2012年 09月05日 08時50分 提供元:読売新聞
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