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痛くない張るワクチン、京都薬科大が開発中

肌に張るだけで接種できるパッチ(張り薬)型ワクチンの開発を
京都薬科大の高田寛治教授(61)らが進めている
 
直径約1・5センチの円形シートに、ワクチンを含む多糖類でできた円錐(えんすい)形の突起(直径0・3ミリ、高さ0・5ミリ)が200〜300本並ぶ
肌に張ると数分後に体の水分で突起が溶けてワクチンがしみだし、皮膚から吸収される
 
利点の一つは、注射のように痛くないこと
もう一つは、皮膚の浅い部分にあってワクチンに反応し全身の免疫機能を活性化させる役目を持つ細胞に
十分な量のワクチンが素早く届くことだ
注射だと血流でワクチンが拡散していくのに比べ、少ない量でも免疫効果が期待できるという
 
インフルエンザ用に同様のパッチ型ワクチンを研究しているオランダ・ライデン大のグループは
「5分の1の量で、免疫効果が得られた」と報告している
 
高田教授は「感染症が大流行してワクチンの製造が追いつかない場合などに威力を発揮する」と話す
実用化には、メーカーと提携したうえで薬事法に基づく治験が必要になる

2010年02月01日 15時45分 提供元:読売新聞


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